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[コメント] 話の話(1979/露)

本作は映像詩とよく言われるが、実際鑑賞すると、画が凄い。奥行きが有り、軽いデッサンでも人物の表情が有る。ヘタな実写より、深い。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







話自体は、ユーリの子供の頃の思い出(赤ん坊、家族と長年住んだ集合住宅、よくパーティをした長いテーブルクロスetc) と 想像(詩人、漁師、旅人etc) で展開するが、何をどう解釈するかは観客のプライベートの思いだろう。

私が好きなのは少女と遊ぶ頭のデカい牛さん。あんな優しい牛になりたかった。

4点にしたのは単なる好き嫌いです。嫌いなのは、ヤールブソフの画(リンゴの少年、両親)とダンスシーンのシャガールのような画。

曲についての覚書 ・バッハの前奏曲(プレリュード)とフーガ [平均律クラヴィア曲集第1巻の24] ・モーツァルト ピアノ協奏曲第4番 第2楽章より ・ダンスのタンゴ曲は、「疲れた太陽」1930年代のロシアの流行歌 ・子守歌はロシアの俳優 アレクサンドル・カリャーギンの歌唱。狼くんの声も。

(評価:★4)

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