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[コメント] カンダハール(2001/イラン=仏)

なかなかたどり着けないカンダハール。いろんな見方、解釈が出来ると思うが、こんなのはどうか。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この主人公ナファスは‘アフガンの民主化の良心’というものではないか。

カンダハールは目的地、目標であり、現状ではなかなかたどり着けない、達成できない。米黒人は米そのもので、アフガンの民主化を助けようとする象徴であろう。

ナファスが行く途中で、現在アフガンが抱える問題がいろいろ目の前に現れる、提起される。

今後の期待というかただ1つの救いは足を亡くした男たち、子供たちのたくましさだろう。

今後アフガンがどうなって行くのか分からないが、映画作品としては、問題をバラバラに出しただけという感じがする。

(評価:★3)

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