[コメント] アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜(2013/英)
ドーナル・グリーソンとレイチェル・マクアダムスの出会いに関わる暗闇レストランや写真展での一連のシーンや、初ベッドの件りなど、時間跳躍によるリフレインが、彼らのキャラクタに好感をもたらす上でうまく使われているな、と。
タイムパラドクスに纏わる設定はいいかげんなもんだし、冷静に考えればずいぶんと都合のよい話だとは思うが、それが気にならないくらい登場人物の抜群の魅力で押し切っている。
何より父と息子の物語として普遍の感動。息子と卓球するビル・ナイの楽しげな姿、そして海辺の散歩。
強風と驟雨の結婚式のシーンは実に映画的で、幸福感が画面から横溢する。
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