[コメント] 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966/日)
そのあとガメラはいったいどうなったのだ。(02.12.15@テアトル梅田)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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科学考証がずいぶんいいかげんだなあ、と笑いながらも、欲に狂った人でなしがバルゴンに食い殺されるシーンなどたいへん興奮したし、マジックミラー作戦でバルゴンの放った虹が反射してバルゴン自身を痛めつけると胸中思わず快哉を叫んだりとなかなか楽しませてもらった。
大きくなってからはずいぶん可愛らしいのだけど、バルゴン、産まれるときのヌメヌメした感触が素晴らしい。でもやっぱり、「万物を一瞬にして消してしまう」バルゴンの虹に触れて、ダメージを受けるどころかエネルギーを吸い取っているらしいガメラ、風格がちがう。なんと凶暴な目つき、顔つき。そしてガメラは空飛ぶ姿が素晴らしく恰好良い。
そのガメラが人間にとって「都合のいい怪獣」になってしまうなんて納得いかない。それにゲストのバルゴンにばかりスポットを当ててどうする!ガメラがホスト役になってしまっているではないか。観客だってガメラを観に来たはずなのに。
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