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[コメント] 遊びの時間は終らない(1991/日)

致命的な群衆描写の稚拙さ。
まー

小説や芝居なら打って付けの題材と設定だが、映る群衆のわざとらしさが興醒めで、エキストラの制御すらできない演出不足が痛いし、またその群衆を煽るマスコミ(萩原流行)のバブリーな胡散臭さにはリアリティーの欠片もない。

せめて本木雅弘の凛々しさがおかしみを生むはずなのにどこか孤立した哀しみが浮かんでしまうのは何故か。

メディア論も、官僚批判も、シチュエーションコメディーもと、このとっ散らかり加減は嫌いではないが。

(評価:★3)

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