[コメント] イングリッシュ・ペイシェント(1996/米)
オープニングの砂漠の画像の美しさだけで終わって欲しかった。結局は単なる自己愛の崩壊と破滅の話。看護婦(ジュリエット・ビノシュ)の献身や、その恋愛の有り様に救われるべきなのは、主人公だけではなく、観客でもあるかもしれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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不倫をもてはやすような物語(と宣伝)には大いに疑問。
でも、不倫“程度”の話ならもうあたりまえになっている社会だからこそ、こうした作品も出てくるのだろうか……とか考えると、心底フクザツな気分になってしまう。
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