[コメント] ホリデイ(2006/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ラスト、泣いてばかりのアイリス(ケイト・ウィンスレット)が笑顔になり、両親の離婚以来泣けないアマンダ(キャメロン・ディアス)は素直に涙を流すことができた。
いずれも周囲の人の愛の力のお陰だけど、観終わった後にこんなに清々しい気持ちになれた恋愛映画は久々。
恋愛映画(ちょっぴりキャメロンコメディ味)は、やっぱりハッピーエンドが最高よね。
愛の欠片も感じられない誠意ない男、ジェスパーへの未練を断ち切り「さよなら」を言えたアイリスに激しくエール。
決して男前ではないマイルス(ジャック・ブラック)が脚本家アーサーやアイリスに捧げる曲を即興で奏でるシーンでホロリ。マイルスが男前に見えたのは僕だけじゃないはず。
アーサーの祝賀会には大勢のファンや映画関係者が集まってくれていて、スタンディングオベーションで彼を歓迎・・・のシーンでは涙。階段を一人で昇れたアーサーにじんわり感動。
そして、何よりアマンダとグラハム(ジュード・ロウ)が演じるパートは二人の表情を観ているだけで楽しめた。会話のやり取りのテンポも絶妙。これが役者さんの演技なんだなぁ、って実感。て言うか、2人はホントお似合い。
幾つになっても「若くありたい」とアンチエイジングにお金や時間を費やしてる女性には是非観てみて。家事と仕事の両立のストレスや、言うこときかない子供に目くじらばっかり立てて眉間のしわがきつくなってきた女性も観に行ってよ。
笑顔になるだけで女の人はこんなに可愛らしく居られるんだもの。
でも、アマンダの白い白い白い(クドイ?)ブラは少しばかりイタダケナイ(笑)。
そしてアイリスの広い広い広い(クドイ?)背中も少しばかりイタダケナイ(笑)。
2007.3.22試写会観賞
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。