[コメント] さよならの朝に約束の花をかざろう(2018/日)
人は古来から不老長寿を願うけれど、もしそれが叶ったとしても決して楽しい事ばかりではないなぁと痛感させられる話。愛する者が必ず先立つ人生っていうのもきっと相当辛いと思うよ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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周囲の愛する者が、知り合いが、次々と死んでいく。
いずれ自分はひとりになる。
その辛さも無限ではないとわかっているから、人はなんとか踏ん張っていられる。
やはり寿命はあったほうが人間頑張れる。
と本作は言いたいようだが、やはり15歳〜20代前半の容姿で長寿なら、きっとそれなりに何度も人間関係をリセットしながらも楽しい人生が送れる、と僕は思っている。
しかし、戦争中に生まれるエリアルとディタの赤ちゃんのシークエンス、ラストのマキアを「ママ」・「母さん」と慕うエリアルとの思い出の回想シーンは川井憲次の音楽もあいまって涙を誘う。
『あの花』超えはまたしてもならなかったが。
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