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[コメント] 月曜日のユカ(1964/日)

月曜日のユカ』・・・なんてセンスのいいタイトルなんだ! 『平日のユカ』ではこの雰囲気は伝わらない。ユカ(加賀まりこ)の小指の演技に時代を感じるが、ユカのような子は確かに今でも存在する。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「このホテルには誰とも来たことない。ホントよ!」

「男の人に指輪をプレゼントしてもらったの、初めて!」

女は、特別な男(?)にはよくこう言う嘘を平気でつく。

恋愛観は人それぞれ。 ましてや愛なんて形がないもの、誰にも見えない。 ユカが愛を込めて男と寝ても彼は言う。 「一体何が違うんだ? いつもと同じだけど・・・」 ユカのような年齢の若い子ばかりが「ユカ」なわけじゃない。

週休2日制が浸透した今、平日の昼間限定で「ユカ」になっちゃう人妻だっている。 一番大切にしているものが「キス」か「家庭に迷惑を掛けない」かが違うだけ。

愛って何だ?特別な存在って何だ?

「大切にしているもの(キスとか昔の写真とか・・・)」や、「今まで経験せずに取っておいたもの(最新デートスポットとかアナルとか・・・)」を、相手に与えることでしか信じてもらえないのかもしんないね。

ユカはその辺りのことをよ〜くわかってる子なのかもしれないな。。。

(評価:★4)

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