[コメント] 馬鹿息子(1920/米)
ハロルド・ウェンストロムの撮影は屋内シーンと屋外シーンを明確なルックの違いで描き分けている。
この映画では、バスター・キートンらしい移動や疾走を伴ったギャグの特質がまだ出ていず、とぼけた持ち味のリアクション演技中心に勝負しようとしていて、そういう意味で少々退屈だ。しかし、証券取引所での帽子の落とし合いから始まるスピード感溢れるドタバタシーンは傑出している。ま、全体的には散漫な印象が残ることは否めない。
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