[コメント] ジェイン・エア(1996/英)
これを観て初めて知ったシャルロット・ゲンズブールは、なんて首の綺麗な人なのかと思った。
モジリアニやクリムトや、日本で言うと竹久夢二の描く美人も、みんな首が長くて物憂げ。たしか高校生くらいの時に初めて観て知ったこの映画のシャルロット・ゲンズブールも、顔は決して美人ではないけど、そういうシルエットの美しさを持っている人で、絵画ではなく、実物の人間で初めて見たのが彼女だった。女性の美は色んな角度から見いだせるんだなあ、と思った。横から撮された上半身の姿は、うなじから背中のシルエットがすごく綺麗で、西洋の19世紀のポートレートを見てるみたい。とにかく、どんなシーンでも肖像画から抜け出たような彼女にびっくりして、すごく惹かれた。初めてテレビで見たこの後、またビデオを借りたり、原作を買ったりしたけど、原作よりもこのシャルロットのジェイン・エアが好き。
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