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[コメント] ハリー・ポッターと賢者の石(2001/英=米)

長大な原作のダイジェスト版を見ているという感じは否めないが、原作とファンタジーの世界への「道案内」としての役割はしっかり果たしているのではないか。
シーチキン

映画としても、まっすぐにファンタジーの王道をいき、「魔法」というキーワードで、「あんなことができる、こんなことができる」と想像力豊かに楽しめて満足。

他の方のコメントにもある通り、原作を読まないと意を汲み取れないところがあったと思うが、しかし、これがきっかけとなって原作そのものへ、また「ファンタジー」という広大な分野に、興味をひかれていく、きっかけとしては十分だと思う。

思えば私が初めて「三国志」に接したのは、子どもの頃に読んだ横山光輝氏の漫画による「三国志」で、当時は単行本で20巻しかなくて、どうしても続きが読みたくなって、吉川英治氏の「三国志」を一気に読み切ってからというもの、「十八史略」とか「史記」をはじめ、中国歴史ものの原典とその訳書へと、次々読み進み、その世界にどっぷり浸っていった。

この映画も、多くの人にとって、そういう世界へ「はまる」、大きなきっかけになることは間違いないだろう。

(評価:★3)

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