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[コメント] ブロウ(2001/米)

ジョニー・デップに魅せられました。なんでこんな風に映画毎に違う人になりきれるの!?「フッ、それが役者さ・・・」麻薬王の栄耀栄華も、没落も、どちらも徹底的に描かれているところが気に入った。
terracotta

ジョニー・デップはどの映画を見てもガッカリさせられたことがない。彼の映画を観るとおもうと気が引き締まるおもいがする。こんな気持ちになるのはTVシリーズでシャーロック・ホームズを演じたジェレミー・ブレット以来だ。だってぜんぜん別人に見えるんだもん。映画好きな人にとってそれがどんなに大切なことか。映画にのめりこめるかどうかは、俳優さんが引きずり込んでくれるかどうかというのが大きな要因だとおもうんですが、彼にはその吸引力がある。稀有な役者さんだとおもいます。彼の中毒になりそう、なれたらシアワセ、と思えるんだもんなー。そのうえ彼はセクシーでもある。これも重要な点です。 さて、さりげなくいい味出しているのがレイ・リオッタのお父さん役。結構憎まれ役が多かった彼ですが、いいお父さんになっている。それがまず一点。でも憎まれ役のときに負けず劣らず眼光が鋭く、息子のことはちゃんとわかっているところがこの映画に一本筋を通していると思える。隠れた(?)好演ですね。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)わっこ[*] poNchi[*]

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