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[コメント] コーダ あいのうた(2021/米=仏=カナダ)

災厄に応じてコロコロと怒り泣き歪むお顔が、エミリア・ジョーンズのアイドル化をいよいよ甚だしくし、階級脱出劇はますます嘘くさくなる。代わりに課題として浮上するのは笑顔で人の足を引っ張る恐るべき母の自立だが、
disjunctive

娘のステージが動かすのはすでに自立している父である。母の性質は入試騒ぎの裏で人知れず改変され、その自分のなさが不気味な後味となる。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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