[コメント] ロリータ(1962/英)
ロリータ役の少女が、おっさんの人生を狂わすほどの魅力を持っているように見えないことが敗因だと思います。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
リュック・ベッソン監督「レオン」に於ける、ナタリー・ポートマンのような少女を見つけられなかったことが、敗因。人生が狂ってもしょうがないな、と思わせるだけの少女は、どこかに居なかったのかと。レオンなんて、たいした物語でもないというのに、マチルダが居るだけで、映画になった。本作は、ストーリーも構成もよく練られている。とくに、あの殺人シーンを冒頭に持ってくる構成は見事。それなのに、なぜか納得できないのは、ロリータちゃんが特別の魅力を欠くからだろうと思う。
内容的には、最初イラッときて、最後付近はガクッときた。 ロリータの母親が、母親であることを放棄して、薄汚い女になった付近は、イライラした。ロリータが逃亡した付近では、ガクッと。終始、やもめ男ハンバートの感情と同機していたらしく、キューブリックはやっぱり巧いなあと思った。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。