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[コメント] キャプティビティ(2007/米=露)

監禁モノは、最善の道を選んでいても、主人公がさらに大変な目にあうのが醍醐味だと私は思ってしまうので、物足りなかった。主人公がドジッ娘なだけで、危険を回避する手段はたくさんあった気が。
夢ギドラ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







公開時にポスターにも使われていたシーンですが、女性が砂に埋められるところ。透明な箱(強化ガラスとかで出来ている)に入れられて、上から砂が降ってくる。そのままでは窒息してしまう恐怖の状況なんですが、女性がただ恐怖で叫びながら、ガラスを叩いている。いやぁ、それは、叩いたくらいでは割れないでしょう、と思う。混乱状態だとしても、上から砂が降ってくるんだから砂が出てくる穴を着ている衣服でせき止めてみるとか。余地が見つかる。もっと粘った上で、もうだめだーってなって欲しい。

私が大好きな密室の恐怖映画が、エイリアンなんですけども、主人公が全力で逃げ切ろうとしている感がすごく良くて、体力と知力を出し切っているところが良いわけです。 脇役がうっかりキャラなのは、良い。でもまあ、性別はどうあれ主人公が、「逃げ切るための工夫」をしていなかったり、いろいろなサインに気づかなくて、さらなるピンチに陥ってしまうのは、恐怖の度合いは低いと感じました。

リプリーだったら、と比較して観るのは、詰まらない話ですが、最低限として、天井の排気口からにげようとしていて、排気口の蓋を開けたら入り口のところに、生花の花びら(今まさにちぎられた様な)が落ちていた。となったら、監視されてるな、ここからは逃げられないと考えて欲しい。

個人的に、犬を虐待する(しているように観える)描写には、断固反対する。

(評価:★2)

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