実際は体を張ってアメリカ人の食生活に対して警告を唱える、大変まじめな面白い作品でした。（まあ、1ヶ月もの間１日３食マクドナルドというのはアホといえばアホですが）

　まあ、アメリカという国がいかに欲望に忠実な国であるのか良くわかりました。大体学校の昼食がファストフードやお菓子に炭酸飲料って・・・・・。そりゃ肥満が増えますって。それで、規制しようとすると業界団体が利益が減ると抗議って・・・・・。産業界の思惑が教育や国策を抑える社会っていったいどうなの？って思います。

　この作品や他のアメリカ社会についてのドキュメントをみていると、我々はアメリカについて知ったような気がしているだけで、実はあまりわかっていないと言う事を思い知らされますね。

　ただ、この映画のテーマ（肥満人口の増大）は、アメリカ程極端ではないですが、日本でも確実に深刻化していく問題でしょうね。そういう意味では、為になる映画でありました。（最近、忘年会シーズンで暴飲暴食気味だったので気をつけないと・・・・・）