[コメント] ゼロ・グラビティ(2013/米)
圧倒的な映像美、宇宙空間の臨場感、無駄のないストーリー。非の打ちどころなし。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
IMAX3Dで鑑賞。
室内無重力の表現は『インセプション』で相当のものが出来ていたが、宇宙空間の無重力表現を全く違和感なくスクリーンに出してきたことにまずは驚嘆せざるを得ない。宇宙に行っているようにしか見えない映像はそれだけでも評価されるべきである。
そしてスペースデブリの「雨」に木端微塵に破壊される宇宙船、宇宙ステーションの表現。あの細やかな描きこみも素晴らしい。予告編では爆発音などが足されていたので、若干の懸念はあったが本編では劇伴はあるものの爆発音や破壊音などは当然入っておらず、的確な仕事に感嘆するしかない。
ラストシーンの意味にもまた感慨深いものがあったが、これはパンフでご確認いただきたく。
少なくとも3D。可能な限りIMAXもしくはそれに準ずる環境でご覧ください。2Dで観ると退屈なストーリーという『アバター』の欠陥はクリアできていると思うが、それでも魅力が大きく毀損されてしまうのは否定できないので。
(2013.12.14 109シネマズ湘南スクリーン10)
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。