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[コメント] 英国王のスピーチ(2010/英=豪)

汚い言葉を登場人物が使っても、この映画はあくまでも品が良い。 そこが多くの人に受け入れやすいという良いところでもあり、物足りなさを残す原因でもある。ユーモア要素は上手く使われているのは大きな魅力。
agulii

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







単純に比べるのもどうかと思うが、『ソーシャル・ネットワーク』のほうが好きだった。

ライオネルに怒鳴った後、ライターの火がなかなかつかず 何度もかちかちと鳴らすシーンがある。 彼の葛藤や繊細さを、吃音に似たリズムで表現している 映画全体を象徴する良い場面だ。 でも『ソーシャル・ネットワーク』のラストのクリック音、 無機質なクリック音と主人公の何を考えているかわからない少しけだるげな表情を 切実な心の叫びなのだと観客に感じさせる力技のほうが 私にとっては魅力的だった。

(評価:★3)

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