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[コメント] ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013/米)

ヒーロー&ヒロインたるタトゥーロとヴァネッサ・パラディはともに好きな役者だが本作では惹かれず。しかし、役者ウディを満喫できたうえ、シャロン・ストーンの凄みにやられた。映像でも目を引くショットがチラホラ。
irodori

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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冒頭でウディが、女性の皮膚科医に3Pするのが夢だがいい人はいないかと聞かれた話をするシーンなど、そんな話を普通は皮膚科医がするわけないんだが、彼が話すとそんな疑念は1ミリも湧かない不思議さ。

その皮膚科医であるシャロン・ストーンだが、初めて画面に登場する、電話をしている後ろ姿の露出している背中から発する、年齢。「うわっ」と思わずにいられない。 一方で、念願の3Pの最中、元気がなくなったタトゥーロに優しく声をかけるショットでの、脇をドーンと露出しての神々しい表情。 本作では彼女のヌードはないものの、肌の露出のさせ方から、凄みのような、覚悟のようなものが感じられて印象に残った。

タトゥーロは、監督として映像面にも配慮したい趣向なことも伝わってきた。 ニューヨークの片隅の普段の装いの街の撮り方、シャローン・ストーン邸及びソフィア・ヴェルガラ邸にタトゥーロが初めて訪れるシークエンスなどなど。

ただ、いかんせん、ラストの収まり方も含めて、ストーリーには魅力を感じられず。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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