[コメント] トゥルーマン・ショー(1998/米)
テレビを扱った寓話を成功させたのは、この作品と『ネットワーク』ぐらいではないか。そういった意味で大変希少価値のある映画だ。
ピーター・ウィアーは才人である。そして脚本を担当したアンドリュー・ニコルは天才である。
テレビが人の人生を左右しているとみんな薄々感ずいているのだが、こういったカタチでテレビを利用した映画はそうそうない。
それ以前にこの映画がおもしろい!ジム・キャリーのパーソナリティーに負うところが多いにあるが、作品の発想が素晴らしいので登場人物のキャラクターよりストーリーに心が奪われていってしまう。
ラストが脅しているわけじゃないけど、実に不気味な終わり方である。
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