[コメント] AKIRA(1988/日)
「セル・アニメーションの限界に挑戦した」という言説も確かに成り立ちはしようが、現在からすれば最も積極的に評価されるべき点はサウンドトラックの充実ぶりだろう。
「アニメーション映画は単なる『動く漫画』ではない。なぜなら音があるから」、この単純な事実の示唆するところを突き詰めていくという方向性は正しい。その最大の功労者は当然、音楽の芸能山城組、音響の明田川進、録音の瀬川徹夫であるに違いない。
物語は原作漫画に輪をかけて他愛もないものだが、もちろんそれが悪いというわけでもない。
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