[コメント] かもめ食堂(2005/日)
食堂を満席にしよう! というお話ではなかったはずなのに、客が押し寄せて席が埋まっていくことの幸福感は何だろう。それは物語展開とは無関係なところでどうしても感動的である。『浮き雲』の模写を通じて不意に実現した魔法の時間。屋外カットに紛れ込む現地エキストラも物語の閉鎖性に風穴を開ける。
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