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[コメント] 殺人狂時代(1967/日)

さえない(水虫持ちの笑)大学教授が実は…あまりにもポップでシュール。 岡本喜八の底知れない魅力の詰まった傑作。
ピカレスク

天本英世は、好戦的な映画には絶対に出演しなかった。…喜々として殺人、戦争、キチガイについて語る溝呂木博士…あまりにも強烈で奥が深い、ブラックユーモアだ。

それでいて、キャラクターはあくまでポップでシュール。

仲代達矢の序盤のボケっぷりにはおどろいた。「あーかゆいかゆい。」可愛すぎだって。 でもその男が実は…団令子じゃなくても、格好良すぎて惚れてしまいます。

岡本喜八の変化球に当時の日本映画界はついていけなかったのか…早すぎた大傑作。

(評価:★5)

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