実は「1」はよく理解できず、先日放送されたTVを友人に解説してもらいながら観て、おさらいした事を先に告白します。

その解説が良かったのか、それが無くても楽しめたのかは神のみぞ知るといった所だが、いやぁ、実に楽しめた。決戦の場面はジョン・ウーらしい迫力に満ちていたし。

人間関係の部分も本当に面白かった。自分が女だからかもしれないが、特に女性二人が良かった。なんといっても小喬。最初はその気取った様子が好きになれなかったのだが、自分に惚れている敵方の丞相、曹操の元へ出向き、茶の湯で相手を引き止めるなど、やっぱり周瑜の嫁だけの事はあるわと感心。好きになってしまったよ。それから男まさりで勝気な尚香。蹴鞠の大将に感じた淡い思い。その気持ち、分かるなぁって。

劉備、孔明、周瑜など、こちら側の人間たちは安心感を持って観ていられたけれど、何故か私は敵方の曹操に惹かれた。なんだかこの人、とても人間臭いではないか。