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[コメント] おくりびと(2008/日)

誰もが誰かを思い出し、涙するでしょう。…でも、ただ死に対する悲しみの涙だけではないと思います。
k-jam

正直、見るか見ないか迷ってました。というのも、私の兄が7年前にに亡くなり、間違いなくその時の事を思い出して辛くなると思ったからです。 で、予想は的中。やっぱり、こういうリアルな映画は身近な人が亡くなって辛い思いをした人には直球すぎますね(悪い意味ではなく)。涙の量が普通じゃなかったです。笑

でも泣かせるだけの映画ではないと思いました。日本の良いところがクラシックの壮大な音楽と共に心に沁みてくる感じがしました。

興業的な部分や、賞を狙って…といういやらしさも感じず、また、暗い題材にも関わらず、笑いのセンスも配役とばっちり噛み合っていて良かったです。

ひとつ、これは大きな問題だと思うのは、本木さんの妻役は…なんとか広末涼子以外の女優さんでいって欲しかったです。せっかく映画に入り込んでいたのに、彼女が出てくる度にスクリーンの外、醒めた自分に引き戻されてしまいました。そこだけ残念です。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)junojuna[*]

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