[コメント] ある日どこかで(1980/米)
きっと誰しもが、ひとつやふたつは抱えていそうな、心の中に存在する “美しい風景” を映画にしたような作品。 始まって3分でもうすでに・・・ という仕掛けもお見事。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ファンタジー物 や タイムスリップ物 に関しては、矛盾が生じた瞬間に
観客の魔法が、まったくゼロにまで解けてしまう作品がある。
さて、この作品は・・・・・・やはり一部の方の感想からは、そういったコトも
伺えるが、私はどうしても この作品が不完全であると思えない。
その行き来する時代の矛盾が とてつもなくうまい “味” として活かされている
と感じるからだ。 それには、脚本も映像もいろんな要素が、役立っているのだと
思うが、やはり
☆ ジョン・バリー のあまりに素敵なスコア
☆ なんと 本当に恋をしたコトが無い女優(シーモア) が演じた所作
という2点は、この作品を無欠のロマンスに仕上げた最高のエッセンスだった。
なんだか 愛に殉じて生きる というコトは イコール 永遠に生きる という事なの
かもなぁ・・・などという こっぱずかしい感想まで浮かんできた。
一部の熱狂的なファンがいる という立ち位置にふさわしい作品。
2010.9.5 鑑賞
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