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[コメント] アバター(2009/米)

CG最高(^o^)/ こんな恋がしてみたい((((( *~∇~)(^・^* )チュッ♪
ExproZombiCreator

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







人間×非人間の恋愛を主軸とした心躍る娯楽作品と言いますと、私はチャイニーズ・ゴースト・ストーリーが真っ先に思い浮かぶのですが、今作は前述の作品に比べ、極めて愛のハードルが高いと言わざるを得ません。何せロメロのゾンビよろしく肌の青い、チェ・ホンマンを軽く上回る巨大な女性(雌?)が相手であります。相手の視点で言えば、生気の感じられない、幽霊のような白い肌をした赤ん坊ほどの小人が相手といえます。

私の感想としましては、全編観た時点で、この恋愛の成立に説得力を感じる事が出来ました。こういった物語にありがちな「未熟な知性」に頼る事が無かったのがとても意外であり、私の心を打ちました。なぜ説得力を感じたのか?それを現時点で言語化するのは困難であり、記憶もあやふやでありまして(登場人物の名前が一人も思い出せません)、また横着な私には面倒な作業であります。しかし、一つ感じたことを書かせて頂くならば、この説得力の成立に関して、CG及び3Dの存在が深く関わっているのではないか、ということであります。ちなみに、極度の興奮状態に陥った男女はその興奮を恋愛感情と勘違いしてしまうという実験データを目にした事があります。つまり、迫力あるシーンに力を入れれば入れるほど恋愛感情の芽生えに説得力が加わるのであり、また今作のようなSF要素のある作品の場合、異世界が人物に及ぼす心理的作用をより克明に伝えるという役割もあると思います。

CGって本当に良いもんですね、という言葉とともに、この作品を作ってくれたキャメロンに深く感謝したい気持ちであります。

「物語は全て語りつくされた。これはチャールズ・ディケンズが130年前に確信していた」―クーンツ―how to write best selling fictionより

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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