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[コメント] 生きる(1952/日)

本作は裏『最後の人』であり、俯いた志村喬の造形はエミール・ヤニングスが区役所に出没したかのようで、ハッピー・バースディの件が我々の胸を熱くするのも、縦の構図がムルナウのように見事に決まるからだ。黒澤映画の最高の瞬間はサイレント映画の遺産の継承とともにある。
寒山

この点、モダンを更新し続けた溝口と対照的と云えると思う。

本作は名脇役田中春男の代表作でもある。彼こそ主人公だと云いたい大人はたくさんいるだろう。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)よもやまななし

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