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[コメント] 小さい逃亡者(1966/日=露)

父を訪ねて何千里だか知らないが、いくら何でももう少し面白くできるだろう。ケンちゃんシリーズ程度。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







最悪でも、ソ連の風景なり文物は愉しく鑑賞できるだろうと目論んだのだが、これすら外したのが痛かった。ソ連篇もつまらないのだ。密航して辿り着いたナホトカで発見されて強制送還、の決定が何で覆るのか意味不明だし、同行する小父さんに魅力はないし、風景もほとんど映らない。そして日本篇はさらに酷い。京マチ子まで登場して巨匠の引退作を飾ろうとするが虚しい。宇野重吉がスターになった少年の叔父だとなぜか名乗り出ず、意味不明のまま泣かせで終わるのが信じられない。

(評価:★2)

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