[コメント] 四つのいのち(2010/伊=独=スイス)
四つのいのちの連鎖が物語として語られるのだろうなあと観ていると肩透かしを喰らう。そして連鎖などないのが連鎖なのだと気付かされる。子山羊の即物的な描写は『木靴の樹』における牛の輪切りを想起させ秀逸。パルムドッグ賞受賞作は佳作が多い。
(寒山拾得)
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