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[コメント] 最後のブルース・リー ドラゴンへの道(1972/香港)

東洋人にボコボコにされる西洋人、チャック・ノリスの半泣きのイメージは、作劇とずれた処で異様な印象が残される。こいつ今やアメリカの右翼大物なんですな。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







田舎の小学生時代に例外的に意識した映画だった。クラスでやたら流行ったのだ。映画は観られず、ブロマイドばかり眺めていた。喧嘩の弱い冴えないグループでのみ流行っていた。体育ができる者がヒーローだった時期の産物に違いない。ブルース・リーが見向きもしないノラ・ミャオは、だから我々にも魅力がなかったものだ。やたら掌を打ち鳴らす異形のリーが人間超えていた。

再見。「猛虎も地元の蛇には勝てない」という格言に唸らされる。

(評価:★4)

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