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[コメント] 若草物語(1949/米)

メアリー・アスターの母親が四姉妹の枕元を周る際に手に持つランプの薄ピンクの発色が素晴らしい。ここだけで本作は観る価値がある。
寒山

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この美しさと安手な張りぼてセットとの落差は凄まじく、どうなっているのだろう。

作劇は四姉妹均等に物語を紡がないのはいい方法なのだろうが、主役であるジューン・アリスンのエピソードが地味でいけない。ピアノ貰ったり死んだする求心力のある役処のマーガレット・オブライエンが霞んでしまったし、奇妙な造形が面白いエリザベス・テイラーも使い捨てになってしまった。「ゴッドファーザー」そのまま人生のピーター・ローフォードが出ると画面が生臭くなっていけない。

なお、「若草物語」なる邦題は今や時代遅れだ。婦徳の鏡、みたいな道徳臭が感じられるし、イヤらしい意味合いもある。いまだに通用しているのは奇怪だと思う。

(評価:★3)

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