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[コメント] イカとクジラ(2005/米)

NYのインテリ=問題山積。いつも被害者は子どもで、その子ども本人たちは「どーせ俺ら被害者だもんね!」って根に持つカンジが気持ち悪くてうまい。
jollyjoker

ジェシー・アイゼンバーグのモジモジしたネクラティーンがはまり役。十代の自分だったら結構好きになっちゃうタイプ。

こういった作品の母親(つまりは父親もなんだけど)が問題なのは、いっちょ前の口を利くクセに夫や子どもをだまして、人のせいにばっかりするところ。自分でもわからないんだろうけど、何かいつも不満を抱えている。

そして作家である夫婦は言葉を巧みに操って、問題をすり替える。自分の意見を持ち、責任ある社会生活を送るという事はそういうことなのかもしれないけれど、離婚の多いアメリカの子どもに同情する。知識だけでなくやっぱりハートと思いやりが大切よね、って思った。

(評価:★4)

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