[コメント] いとしきエブリデイ(2012/英)
5年の歳月は、淡々とした日々からは感じられず、ただ子供たちの成長があるのみ。「それでも生きていく」というメッセージと受け取った。
イギリスの刑法に驚く。軽微な犯罪での懲役だとは思うが、ハグできる面会、外泊などが許されている。人権尊重の精神あればこその大英帝国バンザイだ。
だがしかし、再犯率、低賃金労働者階級の問題なども暗に匂わせてもいる。
教育という大切な視点を、「学校はどうだい?」と常に問いかける親の姿や授業の様子を通して見つめてもいるが、反面、親が犯罪者であるという矛盾も感じる。家族の結束こそが必要ということか。
しっかりものの長女、長男ロバートの苛立ち、泣き虫ショーン、甘えっこの末娘など、子どもたちの親を見る目も素晴らしい。
生きるってこういうことよね。
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