[コメント] くノ一忍法(1964/日)
背景美術はまるで描かれておらず画面の多くが闇に覆われていたり、セットは簡潔で非現実的なものになっている。恐らく低予算のためこうせざるを得なかっただと思われるが、単なる誤魔化しではなく却って幻想的な雰囲気を生み出すのに一役買っている。俯瞰の場面で時たま大和絵のすやり霞のような演出が成されているのも面白い。
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