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[コメント] 明日へのチケット(2005/伊=英=イラン)

日常的な映画/映画的な日常。淡々とすぎる。あ、この場合、ガタンゴトンとすぎる、と言った方がいいかな。
Lunch

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







正直、最初は失敗?とか思いましたとも。けど、アハハ、と見終われる、そんなカンジの映画でした。もちょっと短くてもいいなぁ、とは思いましたけど。

よく「劇場に足を運ぶ必要のない映画」とか「劇場の大スクリーンで見たい映画」とか、そういうことを言ったりします。この映画は、スクリーンに映し出される絵そのものや、迫力、そういうものとは関係なく(そういうのありませんから)、「劇場でしか見られない映画」じゃないかと思います。TVでやってたらチャンネル替えちゃいそう。つまらない、とかそういうんじゃなくて、自分はTVには刺激的なものを求めてるかなあ、と最近思うのです。映画はそれだけじゃない。この映画は、特に刺激的なシーンもありません(あ、女性の着替えのシーンがあります)が、二時間という拘束時間(この辺もTVとはちがうところかな)に見合うだけのナニカがあります。

監督や出演者や背景に蘊蓄をたれるようなたぐいの映画じゃないと思う。見るものに挑戦もしてきません。こういう映画が許容範囲な自分は、まだ劇場に足を運べるなぁ、と思ったのでありました。

(私は、"ヨーロッパ"にも"鉄道"にも"サッカー"にもなにも思い入れがありません。それでのほほんと見てしまったのかも知れません)

評価4: おすすめ、とは言えません。けどね、好きなんだよ。好き度合いが3じゃないかな。

(評価:★4)

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