[コメント] ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女(2005/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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ファンタジー作品の古典であり原典となるべく作品なんですが・・ なんてゆーかそのーーーー・・・ 今まで どっかで見た事のあるシーンの羅列に感じられ面白くなかった。 いや… ディズニー社が ロード・オブ・ザ・リングに対向し(?) 気合いを入れて作った とか 制作費180億円等々のすり込みが無く、 ふっ…と 暇つぶし感覚で観れば それなりに満足いくデキには違いないんですが・・ つい期待が大きくなってしまい・・ 期待に反して、がっかり感も大きかったという印象です。
だから、人に言う時・・観ても損はないし、払っただけの満足感は得られるよ。 くらいには言えるだろうけど、積極的に観た方がよいよ! とは言い難い・・ 順当に行けば 5点満点で 評価★6点にでもなり得そうな作品なんだけど・・ 減点★2で 評価★4点といったところでしょうか?
原作は読みました。 原作も、ジミヘンのギターみたいに とりとめのない作品なんですが・・ 映画は、さらに とりとめなく・・ いったい何がテーマなのか? いったい どんな展開になるのか?? 原作以上にボケてしまってるように感じました。
というか、あのお菓子が魔力を持ったお菓子であるとか・・ 子供たちが、ナルニア国に行くと精神的変化が起こる・・ 等々の基本設定が、まるきりはしょっられており、観てる人は理解できなかったんじゃないのかなぁ??
それに、もうちょっと笑わせるシーンが多くても良いと思った。
●それと、タンスがリッパすぎた。
布きれまでかぶせてあったし・・ もうちょっとみすぼらしく・・ どこの家庭にでもあるよな古いタンスの方が 子供たちに夢をあたえられたんじゃないのかなぁ〜・・とも思った。 まぁ、その辺は制作側の 好みの範疇なんでしょうが・・
●戦闘シーンにお金がかかってしまったのね。。。。
もう お腹いっぱい、似たような映画は、過去たくさん観たんで 特に目新しさがない。 苦労して作ってるんだということは理解できるんだけど・・なんだかなぁ
●もっと神々しく!
この物語は、「映像美」が勝負だと思う。 アスランは、もっともっと 威厳があって神々しく見えなければならないと思う。 あれでは、ただ 顔の大きなライオンだ。。。。。
●つい『ロード・オブ・ザ・リング』 と 比較してしまうんだけど・・ ハッキリ言って、(ぼく的には)ロード・オブ・ザ・リングの圧勝だな。うん。 ※ ナルニア国物語ファンの方ご免なさい_(_^_)_ 主観です。。。
これで、7作目まで続くと思うと少々辛い・・・ ・・って 続くの??
2006/03/13記
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