[コメント] ニュー・シネマ・パラダイス(1988/仏=伊)
泣けるか泣けないかあなたはどっちでしょうか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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上映当時、私の周りでは「これで泣けるか泣けないか」が話題になりました。 泣けた人も泣けなかった人も、年を経て己の感性がいかに変化したのか確認するのもいいんじゃないでしょうか。 小さな村、母親、愛するアルフレード、そんなに大きな理由も描かれずに全てを捨ててしまったサルバトーレに、 何かを捨ててしまった経験のない私はいまいち同化することができず泣きのポイントを失ってしまった。 しかし、サルバトーレが30年ぶりに家に帰り青春時代に自分で撮った恋人のフィルムを一人部屋で見るシーンはよかった。 自分のものにしたいと切望し、ようやく手に入れて結局は居所も分からずに別れ別れになってしまった美しい恋人。喪失感。 こんなもんを年を取ってから見た日にはどんなに切ないだろう。フィルムの素晴らしさを実感したシーンでした。
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