[コメント] ブギーナイツ(1997/米)
自分の力だけで何かを成し遂げたと思えた青春時代の苦い思いでが蘇った。
ああ、青春の思い出って残酷だけど、忘れちゃいけないことがいっぱいあるもんだ。
親が自分のことを認めてくれない。そんな時に誘われたポルノ業界。 しかも、ガールフレンド以外に自分の「天賦の才」を見抜いてくれた大人がいたのだ。 だが、浮き沈みが激しいポルノ産業ゆえ、頂点からどん底までを若くして味わうはめに。
バート・レイノルズ扮する監督の周りには、ちょっと変わったボンクラ風の人間が たくさん集まり、ファミリーのようになっている。その中でゲイでハァハァ息が荒い カメラ助手のフィリップ・シーモア・ホフマンがいい。アンサンブルキャスト全体が とてもいいが、彼は突出していた。
また、ローラーガールのヘザー・グレアムと、息子を裁判で元夫にとられてしまった ポルノ女優役のジュリアン・ムーアの演技には涙がでた。 (2000年5月8日 ビデオ鑑賞)
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