ツッコミドコロ満載の脚本。 変態趣味ダダモレの画面。 思いっきり笑わせてもらいました。コメディとしてかなりイケてます。

でも、もし、本当にコレを大真面目に作ったのだとしたら。 原作者も監督も、本気で頭悪すぎます。

あの洗濯機ホースが張り巡らされた背景に眉毛繋がり気味の美少女（なのか？どこが？？）がボンデージ系ドイツ風SFフェチ衣装で眉をひそめているシーンとか真剣に、笑える。 どう考えてもあの東京との通信シーンは「超能力で会話していた」としか思えません。 敵の戦艦も立ち直ってくれるまで待っててくれるし。ソー親切♪

ピエール瀧が思いの外好演。腹は出すぎじゃが。

それと中内元ダイエーオーナーは似たような経験の持ち主だが、彼は決定的にこの一件で「人間不信になった」のだ。 そこんところをこの作者は知らないと見た。 人間が判ってない人が映画を撮ったり本を書いたりすると、まるで全てがギャグになってしまうという見本のような映画。 ゲーム画面のような映画は、「ゲームみたいな映画」というにはあまりに不出来で、ゲームに申し訳ない。 この製作者の人たちは映画って見た事無いんでしょうね、多分。

これならローレライの効能に、「肩凝りもみるみる治る！」とか「諦めていた毛髪が増えた！！」とか。 「腰痛に効きます」とか「リューマチに効果が！！」とか。 なんだって出来そうじゃん。

それとあの「唄」はイスカンダルのスターシアだね♪ （今気がついたが、この映画のスットコドッコイさ加減というのは、一連のオウム真理教の考え方？思想体系？にも似ている部分が多いような気がする。誰か研究して。ワシはやらん）