中尾正人の映画ファンのコメント
ぽんしゅうのコメント |
HYSTERIC(2000/日) | 20世紀末に燻り蠢く日本の『Bonnie and Clyde』は、「明日」どころか「感情」すらなくし痛々しいまでに無残な姿をさらしている。何の根拠もない智影(千原浩史)の空疎な自信と、未来に何も見出せない真美(小島聖)の閉た生は日本の90年代そのものだ。 | [投票(1)] | |
鈴木家の嘘(2018/日) | その“死”は冷静かつ衝撃的に到来し、家族の「欠損」は苦痛のうえに苦悩を上塗りされた個人の戸惑いとして喜劇的要素を交えながら描かれる。素直に笑ってよいものか戸惑った。子供を亡くした経験がある人になら、この“きわどさ”が理解してもらえると思う。。 [review] | [投票] |