藤田五郎の映画ファンのコメント
無頼 人斬り五郎(1968/日) 大幹部 無頼(1968/日) 新・仁義の墓場(2002/日) 仁義の墓場(1975/日) 姐御(1969/日) 無頼 殺せ(1969/日) 姐御 ANEGO(2003/日) 無頼より 大幹部(1968/日)が好きな人 | ファンを表示する |
ぽんしゅうのコメント |
無頼 人斬り五郎(1968/日) | 脂ののりきった渡哲也の勢いがそのまま映画の推進力となって心地好い。当時としてはハードな暴力描写と実録志向に、裕次郎の甘ったるいロマンチックアクションからの脱皮を模索する小沢啓一の心意気を感じる。松原智恵子の薄幸イメージもぴったり。 | [投票] | |
新・仁義の墓場(2002/日) | 石松陸夫(岸谷五朗)は生まれついての獣だった。猛獣は臆病である。だからこそ、自分や自分が愛するものに危険が忍び寄った瞬間、本能的に相手を力ずくで倒してしまうのだ。彼の悲劇は、完全な獣になりきれず僅に人間の理性を持ち合わせてたことだろう。 [review] | [投票(1)] | |
仁義の墓場(1975/日) | “生きる”という本能が過剰なあまり、己の存在が自らを“死”へと追い詰めるという矛盾。石川(渡哲也)の衝動は、表社会に受け入れられるはずもないく、といって裏社会の秩序に納まりもしない。仁義厚き狂犬の仁義は死に、後には聞こえない大笑いだけが残る。 | [投票(3)] |