三原光尋の映画ファンのコメント
水那岐のコメント |
しあわせのかおり 幸福的馨香(2008/日) | 他者との料理合戦を描く映画が概してつまらないのは、ナンバー1を決める行為自体がナンセンスだからだ。料理に戦いがあるなら、それは自分との戦いだ。そして、その褒賞はなんと言っても賓客の屈託のない笑顔だ。それを受けるのが料理人の何よりの歓びだろう。 [review] | [投票(3)] | |
あしたはきっと…(2001/日) | 吹石一恵の成長物語なのだが、彼女はすでにできあがってしまったように見え、脆さを見せる時のほうが演技であるように見える。甘いファンタジーよりはリアルなドラマに向いた素材ではないか。そのため、今ひとつ乗り切れなかった(謎の人物について、早々に正体がバレてしまったせいもあるが)。筋もオリジナリティを欠くように感じた。勿体ない。 | [投票(1)] |