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アラン・ロマンの映画ファンのコメント

ぼくの伯父さん(1958/仏=伊) ぼくの伯父さんの休暇(1952/仏) はだかの女王(1934/仏)が好きな人ファンを表示する

ゑぎのコメント************

★5ぼくの伯父さん(1958/仏=伊)これはヤッパリ恐るべき傑作。ジャック・タチはまるで数学者のように映画を作る。空間処理の面白さ−高低をいかした縦構図、わざと平面的な(蟻の巣の断面ような)空間の提示。その中で動き回る人間達が殆ど完璧な可愛らしさだ。原っぱのような場所での子供達のシーンは、スタイルは異なるがまるで小津の空気感。[投票(5)]
★4ぼくの伯父さんの休暇(1952/仏)ぼくの伯父さん』や『プレイタイム』程の透徹した映画性は無い。しかしタチの中では最も親しみやすい良作だろう。勿論そうは云ってもノイズの使い方や窓を取り込んだ画面造型等「これぞ映画」と思わせる仕掛けも随所にある。最も印象深いシーンは二つのアイスクリームを運ぶ幼児のシーン。このサスペンス醸成はただごとではありません。[投票(1)]