| ★4 | ビースト・ストーカー/証人(2008/香港) | ニコラス・ツェーが真空のように災厄を引き寄せていく偶然の過剰は情実社会の密度を反映しているのだが、不幸の集中に比例して事態は逆に放散し先が見えなくなる。ニック・チョン宅の構造がわからないまま、夫婦の話が進行するように。 [review] | [投票] |
| ★3 | ブラッド・ウェポン(2012/香港) | 無法の自由を謳歌する行政不信は、自由だからこそ対処療法に促されるまま、目的もなくクアラルンプールの街頭を荒らし回る。公園の沈んだ水底を漂う無意識の流れが人を操るのである。 | [投票] |
| ★4 | コンシェンス 裏切りの炎(2010/香港=中国) | レオン・ライの顎髭とリッチー・レンの膨張頭髪が互いを引き寄せ合うオッサン連星の公転運動。子犬のようにレオンを慕うミシェル・イェのアイドル性と汚らしいオッサンらの間で鼻の下が伸縮を繰り返す。 [review] | [投票(1)] |
| ★4 | 密告・者(2010/香港) | 不幸の重みに耐えられるよう鈍化したニックの所作に見所は薄く、あくまで職場放棄しない強盗団副官のハナ肇(パトリック・キョン)の美しさが引き立つばかりだ。しかし同情をおもねってやまぬアピールは、やがて受け手の嘲笑をドン引きへ落とすほど累積する。 [review] | [投票(1)] |