ドン・ジョンソンの映画ファンのコメント
ミッドナイト・イン・パリ(2011/スペイン=米) |
20年代のパリが大芸術家の巣窟と化していたことぐらいは知っておかないと楽しめないかも。本作はシリアスなアレンとコメディなアレンの混ぜ合わさった感じ。人間だれもが「昔は良かった・・・」と懐古しがちだが、それでも今を生きるしかない。きっと新しい出会いもあるさ。アレン翁はそれを優しく気付かせてくれる。 [review] (赤い戦車) | [投票(2)] | |
知識(ウンチク男!)は「今」に安住するために過去に隷属するが、創作(悩める若き作家)は「今」を超えるために過去に敬意をはらう。過去とは実践者によって塗り替えられてきた「昔の今」の総称なのだから。画調、音楽、笑いのツボが好みで大満足の94分でした。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |