クルト・J・ムルクヴィツカの映画ファンのコメント
ラ・ボエーム(2008/独=オーストリア)が好きな人 | ファンを表示する |
嵐を呼ぶ友情(1959/日) |
こういう古典的な泣かせ話は実のところ大好物なのだけれど、タイトルにある「友情」が一番の厄介者なのである。二人組を省き、小林旭と二人の女、そして父の物語とすれば余計な寄り道は不要であり、旭の心情の変化もウソを交えず丁寧に描けたはずだ。白木マリの役どころは大変おいしく、お飾りの浅丘ルリ子に輪をかけて女の旨みたっぷりの恋を体現していたといえるだろう。 (水那岐) | [投票] |