マリチ・パラシオスの映画ファンのコメント
アフターショック(2012/米=チリ) ノック・ノック(2015/チリ=米)が好きな人 | ファンを表示する |
茜色に焼かれる(2021/日) |
精神が堕落しなし崩し的に社会の分断を描く中で、それでも主人公が何度も口にする「まあ、頑張っていきましょう」と家族もしくはホントちっちゃなコミュニティでの足掻きを僅かな希望とする方向性はまさに自己責任論。そんな呪縛から解き放たれたのかどうかは微妙なラストだが、主要役者陣は皆良かった。 (クワドラAS) | [投票] | |
生き難い世の中に何故と問いかけても解は見出せず、自分を騙し家族に嘘を吐いても生きていくしかない。二律背反の生き様を母であり女である実存として体現する尾野の圧倒と全ての負を背負い込む片山の透徹。悪意の品評会めいた建て付けは疑問だが。 (けにろん) | [投票(1)] |