Cum Mi-am Petrecut Sfarsitul Lumii
The Way I Spent the End of the World
あらすじ | チャウシェスク独裁政権下のルーマニアの首都ブカレスク。いつかドナウ川を渡って隣の国へ行くことを夢みる17歳の女子高生エヴァ(ドロテア・ペトレ)と、7歳の弟ラリ(ティモテイ・ドゥマ)がいた。そんな少し反抗的なエヴァは、警察官の息子と学校でささいなトラブルを起こし退学になってしまった。しかたなく通い始めた工業高校は問題児のたまりばだ。一方、弟のラリは威張ってばかりいるチャウシェスクが大嫌いで級友達と無邪気な暗殺計画を企てる始末。そんななかエヴァは、反政府運動家の息子アンドレイと知り合った。2006年カンヌ映画祭「ある視点部門最優秀女優賞」(106分/カラー) (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 十代の少年少女に、国家体制の歪みが正確に把握できるわけもない。ただ彼女、彼たちには、その年代の特権としての反抗心と自立願望があるだけだ。無邪気に淡々と、しかしひたむきな権利の行使がいつのまにか大人を巻き込みながら体制と交錯するさまが爽やか。
(ぽんしゅう) | [投票] |
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